地方のイベントを成功させる集客ポイントとコツ
「自社の商品やサービスを全国展開したい」と考えたときに、多くの企業さまが検討するのは地方でのイベント開催ではないでしょうか。
このイベント成功のカギは、集客力が左右すると言っても過言ではありません。そのため、「人口が多い都心部と比べて、地方では集客ができないのではないか」と懸念される方も多いでしょう。
しかし、地方でのイベント開催でも興味を持ってくれる方へきちんと情報を届け、地元の人が集まる場所で開催するなどのコツを押さえれば集客は可能です。本記事では、地方と都市部におけるイベント開催の違いや地方イベントに集客するコツを紹介します。
目次[非表示]
- 1.地方と都市部におけるイベント開催の違い
- 2.地方イベント集客における4つのコツ
- 2.1.①興味を持ってくれる人へ情報を届ける
- 2.2.②分かりやすさを重視する
- 2.3.③主催者の情報を提示する
- 2.4.④地元の人が集まる場所で開催する
- 3.まとめ
地方と都市部におけるイベント開催の違い
地方と都市部では大きく分けて、以下2つのような違いが挙げられます。
開催場所の数
イベントホールの数は、都市部と比較して少ない傾向にあります。そのため、なかなかイベント企画とマッチする場所が見つからないことも考えられます。
そのようなときは商業施設の催事場や屋外の特設会場など、イベントホールに限定せず幅広く探すという方法も有効です。
全国展開している商業施設の場合は一つの窓口で対応可能なケースもあるため、会場ごとのやり取りが発生しないというメリットもあります。全国各地での開催を企画する際は特におすすめです。
移動手段
できるだけ多くの人に来場してもらえるように、会場の立地はこだわるポイントの一つです。このとき注意したいのがその地域で多く使われている移動手段です。
都市部では、駅の近くや電車の路線をベースに検討するケースが多いですが、車移動が主流な場合は駐車場の有無なども来場者を増やすための重要なポイントになります。
地方イベント集客における4つのコツ
ここからは、地方で開催するイベントの集客を成功させるコツを解説します。地方イベントならではの注意点もありますので、しっかりと把握しておきましょう。
①興味を持ってくれる人へ情報を届ける
前提として、イベントを開催しても興味を持ってくれる人へ情報が届いていなければ集客はできません。
顧客ターゲットへの広告配信だけでなく、イベントに関連がありそうなメディアに情報を掲載するなどの告知方法を検討しましょう。イベントのテーマや商材などのジャンルに興味があっても、イベントを認知していない人たちに情報を届けることで、より多くの集客を確保できます。
たとえ認知・興味がなかった場合でも、こうしたメディアに掲載してアピールすれば、新たな見込み顧客獲得につながる効果も期待できるでしょう。
ほかにも、地元情報誌や折込チラシなど、地方ならではのツールを活用するのもおすすめです。
②分かりやすさを重視する
分かりやすさはイベント集客するうえで重要な要素です。
そのためには、どのようなイベントなのかすぐに理解できるキャッチコピー、おすすめの人、参加のメリットなどを簡潔に伝えることが重要です。分かりやすさを説明するためには、以下の項目を必ず押さえておきましょう。
▼イベント集客の項目例
- 日時
- イベントスケジュール
- 会場
- 駐車場の有無
- 費用の有無
- 参加方法
- 主催者情報
- イベント内容(物販の場合は商材、価格帯など)
- 問い合わせ先
- アクセス方法
前述のとおり、車社会の地域も多くあるため、駐車場の有無などをしっかり明記しておくことで、参加のハードルを下げることができます。
③主催者の情報を提示する
主催者である自社の情報をオープンにすることで信頼の獲得につながります。具体的には、以下のような情報が挙げられます。
▼主催者の情報例
- 主催者、運営企業名、プロフィール
- 受賞歴、メディア掲載履歴など
- ゲスト名、プロフィール(ゲストが参加する場合)
- 協賛、後援
- 過去のイベント事例
地元企業との協賛であれば、その旨も明示しましょう。
④地元の人が集まる場所で開催する
地方で開催するイベントにおすすめなのは、地元の人に認知度が高く人が集まりやすい場所です。以下の場所を候補に、開催場所を考えてみましょう。
▼地方開催のイベント場所例
- 公共施設のイベントホール
- 屋内外の競技場
- レンタルスペース
- 商業施設の催事場
特に商業施設に関しては、店舗自体の集客力があり、集客コストを抑えることも可能です。
店舗によって来場者の属性が異なるため、自社の顧客ターゲットの特性に合わせて使い分けることも有効といえます。
まとめ
地方でイベントを開催する際は、地元の人が集まる場所を選び、「誰」が「どのような」イベントを開催するのかを分かりやすく顧客ターゲットに伝えることが大切です。
認知度が高く、アクセスをはじめとしたさまざまな条件がそろっている百貨店は、地方のイベント開催場所としておすすめです。百貨店は駐車場の設備、バリアフリー、コロナ対策などが万全で、さらに好アクセスにより多くのトラフィックを担保できるため、集客の不安を解消できます。
イベマチは、全国20店舗ある三越伊勢丹グループとイベント出店希望事業者さまをマッチングさせるプラットフォームサービスです。その地方ごとに出店者の顧客ターゲットに合わせた店舗、施設、ロケーションを提案し、会場の特性に適したイベント集客~運営までをトータルでサポートします。複数の拠点でイベント開催をする場合でも窓口は一つで完結するため、煩わしさもありません。
また、当日の販売員などのスタッフの手配にお困りの場合も安心です。イベマチは三越伊勢丹グループの人材派遣会社を紹介するオプションサービスをご用意しております。そのため、スタッフ確保の心配もなくスムーズに開催することが可能です。
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