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Withコロナ社会で考えるオンラインイベントとオフラインイベント

一都市での拡大がパンデミックへと発展した新型コロナウイルス感染症(COVID-19 以下コロナ)。感染拡大によって多くのイベントが延期・中止を余儀なくされました。

東京商工リサーチ(TSR)の調査によると、コロナによる影響のうち最多となった回答は『イベント、展示会の延期・中止』の2,835社。構成比にして51.5%もの企業へ打撃を与えています。

出典:東京商工リサーチ『第2回「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査(速報値)

完全な終息『Afterコロナ』の見通しが不透明な中、広がり始めた『Withコロナ』という選択。コロナと共生・共存する社会の在り方、そしてその社会の中でイベントはどうあるべきなのでしょうか。

本記事では、Withコロナ社会に関するイベマチの考察、イベントの在り方について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.イベマチが予想するWithコロナの社会
    1. 1.1.強制的なオンライン社会
    2. 1.2.安心・安全な社会
    3. 1.3.セレンディピティ社会
  2. 2.オンライン/オフラインイベントに優劣はない
    1. 2.1.オンラインイベント
    2. 2.2.オフラインイベント
  3. 3.オンラインもオフラインも。イベマチは多角的にイベント企画をサポートします
  4. 4.まとめ


イベマチが予想するWithコロナの社会

コロナの影響によってモノ・コトの価値が見直され、何をするにもまず『オフラインであることの必要性』を問うプロセスが加わりました。
モノ・コトの価値観はこの後も加速的に変化していくでしょう。

イベマチでは、これからの社会が『強制的なオンライン社会』『安心・安全な社会』『セレンディピティ(=偶然の出会いを楽しむ力)社会』の3つを軸に発展すると考察しています。


強制的なオンライン社会

コロナの感染拡大で、生活基盤や慣習化された行動の一部を、オンラインあるいはリモートへ移行することが推奨されました。企業説明会や結婚式などオフラインを代表するイベントさえも一部オンラインへと舞台を移しています。

それらの成果は以下二通りに分けられます。

  • オンラインで再現できなかったアクション(五感を要するアクション)
  • オンラインへの移行が功を奏したアクション(コスト削減・効率化につながったアクション)

後者に関しては感染縮小後も積極的な実施が予想できます。
今後はオフラインで実行してきたことの棚卸しがさらに促進し、半ば強制的にオンラインへ移行すると考えられます。


安心・安全な社会

安心・安全を求める消費者と有事に備える事業者という構図は今後一層強くなるでしょう。

いわゆる『3密(密閉・密集・密接)』を避ける行動や手指消毒薬の使用など、新しい生活様式の一部は社会に根付くと考えられます。

とはいえ、オフラインの場が不要になるわけではありません。
オンラインで実現できなかったモノ・コトに対しては、オフラインで実行するための再設計・再構築が進められると予想できます。


セレンディピティ社会

インターネットはユーザーが求めるモノを齟齬なく提案できるように最適化された世界です。オンライン社会として発展する中、その合理性はさらに価値を高めるでしょう。

一方、見方によっては『出会うべくして出会う他律的な要素が強い世界』とも言えます。

消費者庁が以下の見解を示している通り、消費者と消費行動は一対一ではありません。

  • 3つの消費行動『自律的』『他律的』『偶発的』は一個人の中に共存している
  • 消費者は一つにとどまらず常にそれぞれのタイプ間を行き来する

出典:消費者庁『COLUMN10 今後、現れると想定される3つの消費行動タイプ

つまり、オンライン社会の発展とは対照的に、偶然の出会いを楽しむセレンディピティ消費への欲求も高まると考えられます。

セレンディピティはオフラインの特権であり、希少な力です。

イベントテーマの持ち方、中でも『How(= どのように)』はこれまで以上に検討が必要になるでしょう。



オンライン/オフラインイベントに優劣はない

イベマチでは、Withコロナに適応した社会の中で、あるべきイベントの姿を考えています。

オンラインが強い社会で、当然オンラインイベントの需要・供給は増加が予想できます。
しかし、すべてのイベントをオンラインで実施するのは得策とは言えません。

オンライン・オフラインの特性を比較すると、表裏一体であることがわかります。



オンライン
オフライン
強み
  • 場所・時間を問わず、低コストで実施できる
  • 必然的な出会いを作れる
  • 視・聴・嗅・味・触の五感を駆使できる
  • 偶然の出会いがある
弱み
  • 五感のうち、視・聴に制限される
  • 競合性が高い
  • 場所・時間に制限があり、コストがかかる
  • 安全性に左右される

それぞれの特性を踏まえ、どのような使い分けができるのか、具体的に見ていきましょう。


オンラインイベント

オンラインは、場所・時間・コストといった物理面の問題を解消できる点が最大の強みです。
ただし、展開のハードルが低い分、オンラインには多くのコンテンツが溢れています。
競合優位性を担保するには、消費者との必然的な出会いをどれだけ作れるか、視覚・聴覚のみを使ってどれだけの体験を提供できるかが課題になります。

例えば、三越伊勢丹では世界最大級のVRイベント『バーチャルマーケット4』に初出展し、百貨店の価値をバーチャル空間に再現。疑似的な店内空間で、視覚と聴覚をフルに使ってショッピング体験ができる新たな取り組みを行いました。このように、デジタルの中にリアリティを追求する手段も有効だと考えられます。

また、オンラインは、スペースを気にせず大きなモノを展示できるほか、レジに並ぶ必要がないため購入もスムーズ。『モノ消費』に適した場と言えるでしょう。

仮想伊勢丹新宿本店はこちら

オフラインイベント

オンラインがモノ消費なら、オフラインは『コト消費』の場と言えます。
オフラインの最大の強みは、商品やサービスを五感で体験できること。五感を使った体験は、感動・驚き・喜びなどさまざまな感情をもたらす、他には代えがたいリアリティです。

ただし、それは『安心・安全が担保されている』ことが前提。
場所・設備の選び方はこれまで以上に慎重さが求められるでしょう。

また、オンライン・オフラインを区別せず、双方をシームレスにつなぐという取り組み方もあります。
オフラインイベントでは触覚・嗅覚・味覚へ訴求し、消費はオンラインへ促すなど、テーマの持ち方次第で可能性は無限大に広がります。


オンラインもオフラインも。
イベマチは多角的にイベント企画をサポートします

コロナによる影響で延期・中止になったイベントも、まもなく新しい形で再チャレンジできる時期に差し掛かろうとしています。

しかしながら、これからのイベント開催においては、オンライン・オフラインどちらの場で提供するのか、これまで考慮しなかった領域から設計する必要があります。

もし、イベント開催に少しでも不安な点がありましたら、ぜひイベマチにご相談ください。
イベマチでは、多角的な視点で貴社のイベントをサポートします。

  • オンライン・オフラインの枠に捉われず『消費者に満足を届けるイベント』を実現
  • 物販・展示会・ワークショップ・プロモーションなど幅広くサポート可能
  • 手指消毒薬の設置やサーモグラフィーによる検温など、安心・安全な環境を提案

オンラインの取り組み例 - 仮想伊勢丹新宿本店でのイベント開催

オフラインの取り組み例 - 百貨店でのファッションショー&物販イベント

安心安全の取り組み例 - サーモグラフィーの設置※画像はイメージです


Withコロナの社会、イベマチとともに『新しいイベント戦略』を考えてみませんか?


まとめ

パンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症は、世界中の暮らしを一変させました。そしてこれからも第二波・第三波が発生するという懸念もあります。Withコロナを選択し始めた今、これからの社会は『強制的なオンライン社会』『安心・安全な社会』『セレンディピティ社会』になっていくと考えられます。

外出自粛が緩和されつつある状況下、選択肢はオンラインだけではありません。
『実現したいテーマ』に合わせて、イベント企画を進めてはいかがでしょうか。

イベントの企画・開催において不安な面がありましたら、ぜひイベマチにご相談ください。
イベマチでは貴社と伴走し、イベントの成功をサポートします。

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