新宿エリアの大規模スペースでイベント開催！
アルタビジョンでのPV放映など、効果的な施策によりインバウンド・ライト層の新規顧客も多く獲得

株式会社 バンダイナムコアミューズメント　事業推進ディビジョン　

IPビジネス推進部プロデュース1課　アシスタントマネージャー兼プロデューサー　久家さま

エンターテインメント企業グループであるバンダイナムコグループの1つ、株式会社バンダイナムコアミューズメントさま。久家さまの部署では、社内外の施設で開催する、アニメやキャラクターなどのイベント企画を担当されています。

私たちの「外部の施設でもイベントを開催したい」という考えと、立地性の優位がある三越伊勢丹グループ百貨店やそれ以外の商業施設をお持ちのイベマチの事業が、非常にマッチしていたといえます。ご提案をいただくなかで、幅広い層が多く訪れる新宿という好立地で、大規模なスペースを利用できると伺い、私たちも開催に向けて新たに準備をしたという流れです。池袋にある弊社のイベント施設でも開催したのですが、新宿と池袋では客層も大きく異なると考えていたため、魅力的なご提案でした。

年末開催という会期のご提案も大きかったです。ちょうど感染症の規制や影響が緩和しており、インバウンドのお客さまが増え始めているタイミングでもありました。イベント開催を通じて、インバウンドの反応をテストマーケティングしたいとも考えました。

他には、集客プロモーションの部分で色々なご提案をいただいたことも決め手になったといえます。

特に新宿アルタビジョンでのPV放映は、社内外ともに大好評でした。新宿というトラフィックの多い場所でさまざまなご提案をいただけたことは、力強い後押しになりました。

本当に手厚いサポートをしていただきました。通常では開催場所を探すところから始まり、各所への交渉などに最も時間を要します。イベマチを利用したことで、開催場所の提案をいただけ、交渉もお願いできたため、イベントの準備の前段階の部分が圧倒的に短縮されました。

準備については、新宿開催用に新たな会場入口の『ゲート』を作ったり、会場内の装飾を多めにしたりと、施工からこだわりました。インバウンドのお客さまが多く見込めることからも目で見て分かるイメージを重視しました。

また、フォトスポットを設置し、『ジョジョの奇妙な冒険』についてあまり知らない方にも気軽に撮影を楽しんでいただけるよう工夫しました。最初の商談からたった2ヶ月ほどでイベントを開催できたわけですが、トラブルや遅れもなく、安心してイベント当日を迎えられました。短期間でありながらも、理想の形でイベント開催できたのはイベマチのサポートがあってのことだと感じています。

プロモーション施策に関しては、先ほどの新宿アルタビジョンでのPV放映の他にも、ビル入り口のイーゼル看板の設置やポスターの掲示など至れり尽くせりの提案をしていただきました。

これまでのイベントでは、プロモーション施策周りで施設母体や近隣店舗との調整に苦労するケースもありましたが、イベマチを通して、『したいこと』『実現できる』ことを事前に出し合って決めておけたので、スムーズに進められました。

生田目さんに「売上をより最大化するために」と、当初は12月末終了予定だった会期を1月9日まで延長するご提案をいただいた際も、各所への交渉をお任せできて助かりました。

また、近隣にカプセルトイの大規模イベントがあり、そこからのお客さまの流入もありました。こうした親和性の高い場をご提案いただいたことも成果の最大化につながった一つの要因です。

まず、多くのお客さまに来ていただけたことをとても嬉しく思っております。売上としても非常に良かったです。計画値も達成し、社内でも「このイベントは成功だった」と認識しています。

約1ヶ月の会期でここまでできたのは、やはり立地の良さやご提案いただいたプロモーション施策の影響が大きかったと捉えています。

そのうえで、今回のイベントでは他と大きく異なる収穫が2点ありました。

1点目は、インバウンドのお客さまが多かったこと。それは開催初日から見てとれたので、もともと用意していた英語のポップの他に、アトラクションも楽しめるようなポップを追加で作成して配置しました。想定以上の効果があり、『海外』を視野に入れた場合の手応えを感じられました。

2点目は、いわゆる『ライト層』の方にも、数多くご来場いただけたことです。

『ジョジョの奇妙な冒険』をよく知らない若い方やカップルで「分からないけど、とりあえず入ってみよう」という方や、ふらっと立ち寄って物販でグッズを1〜2個買う、興味本位でガシャポンを回していく、という方も多くいらっしゃいました。地方のイベントなどではどうしても、事前に予約をして、目的意識を持って来られるお客さまが多くなります。既存の『根強いファン』以外の方へもリーチできたのは大きな収穫でした。

テストマーケティングという意味でも成果がありましたが、それには2つの軸がありました。1つは『対・海外』、もう1つは『新宿』です。弊社は2023年4月に開業予定の『東急歌舞伎町タワー』の3階に出店が決まっておりますので、新宿という街でどのように進めて行くかを検討したい部分もありました。いずれも、今回のイベントで効果測定でき、インバウンドをはじめとする多くのトラフィックがあることを実感しました。

これまでは、そうしたノウハウや百貨店に対してのパイプがなく「出したいけれど、どうしたらいいのかな」という部分がありました。

今回、イベマチを通じてイベント開催できたことで、今後の選択肢が広がったと感じています。

都心部はもちろん地方でもご一緒させていただき、いろいろな作品のイベントを今後も開催していきたいです。

生田目　大輔

バンダイナムコアミューズメントさまが主催する『JOJO WORLD２』はもともと高い集客力をお持ちのイベントでしたが、今回初めて新宿エリアで開催することから、更なる動員の確保と今後の事業展開に役立てていただくことを狙ってスペースの提供だけでなく、プロモーション施策も含めご協力させていただきました。

実際に行ったアルタビジョン広告では、多くの方にイベントの情報を届けられただけではなく、社内でも反響が良かったとお聞きし、嬉しく感じています。

想定以上のインバウンドやライト層の流入につながったことで、新宿エリアとアニメ系イベントの親和性が高いことが分かりましたし、次回の施策に生かしていただけたらと思います。

今後は新宿だけではなく、全国の三越伊勢丹グループ百貨店はじめ、弊社の関連施設も活用いただきながら、バンダイナムコアミューズメントさまのイベント開催のサポートができればと思います。